山口県小児科医会について

会長あいさつ

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が全世界を席捲し、わが国でも日常生活に様々な制限が加わり、不安に包まれながらも懸命に新たな生活基盤を見出そうとしております。緊急事態宣言の解除・「出口戦略」・長期にわたると推測される Life with CORONA を国民が共有しなければならない段階に入ってきました。

小児科医ならびに小児医療スタッフの使命は、日々「成長と発達」を続けている子どもたちと家族を守ることです。COVID-19に目を奪われているうちに、知らず知らず子どもたちの健康の動向を見失ってはなりません。

「成育基本法」(2018年12月公布、2019年12月施行)にうたわれている柱のひとつに、子どもたちが生まれてから成人に至るまでの期間に“切れ目のない支援”を子どもと家族に提供することが挙げられています。いかにして子どもたちの心を掴むか、いかにして「貧困」「虐待」「いじめ」などの不利益から子どもたちを守るか、いかにして社会的支援を必要とする「障害をもつ子どもたち」の自尊心を高め維持するかを心に留めることが大切です。子どもたちのスマイルをいつも目にできるように、小児科医と小児医療スタッフが一丸となって構想力・行動力を発揮し続ける必要があります。この『成育基本法』を基盤とした地域小児総合医療(Community Pediatrics)サービスをより積極的に展開するためにわれわれ山口県小児科医会会員は子どもたちへの‘サイコソーシャルアプローチ’を踏まえてリーダーシップ/フレンドシップ/パートナーシップをさらに強く‘見える化’してきたいと考えています。

未来の宝である子どもたちのために皆さまと一緒に頑張って参ります。

ご意見・ご質問大歓迎です。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

山口県小児科医会会長 田原卓浩